ヴォーカルレッスン

​～自分自身の声、魂の声と出会い、癒されていく～

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声とは、世界にひとつずつしかない、あなただけの楽器。

あなたの声と同じ声は、世界中の誰も、そしていつの時代の誰も持っていません。

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そして、会話の声、叫びの声、歌声…。声というのは自分自身の身体を楽器として直に発される音。

身体の状態、魂の状態が直接あらわれる音。

自分の身体や精神状態が不安定の時、身体と心が連動していない時、自信がない時、怖い時、傷ついている時…それらは全てその声にあらわれます。

幼少期よりコンディションをうまく整えられない私達は、自分達の声をもコントロールできませんでした。

会話の声もコントロールすることが難しく、大学等の声楽のレッスンの時も、その時の心身の状態と連動している声の変化が顕著にあらわれていたようで、毎回歌う度に先生方や伴奏者を困らせていました。

歌や他の楽器に拘わらずメンタルの状態は演奏に作用する(出る)というのは音楽家の間ではもちろん知られています。

しかし私達の場合は、そもそも先天性脳性麻痺による体幹障害があったので基礎的な身体も不安定、その上で更に、普通のメンタルの上がり下がりでは計れないうつや性別違和など病的な精神不安定、極めつけに人格解離による「そもそも日によって歌っている人自体が違う」というくらいの変化が複雑に絡み合っていたのですから…。性の問題や人格解離や神経症、うつなど抱えた方のヴォーカルレッスンというのは、なかなか先生方に理解不能な現象が起きて首を傾げられたり難しいところが多いと思います。

更に、「その人（やその人の身体）本来の声」というのがあるのをご存知ですか？

私達は、自分達の状態や声の変化に振り回されながらがむしゃらにがんばった大学を卒業した後、ミュージカルヴォーカルを習っていた際に、初めてこのことを知りました。そして、「歌い方（歌唱法や発声法）に拘わらず、その人の身体が持つ本来（ニュートラル）の声がある。そしてあなたはそれにまだ気付いておらず知らない、本来の自分の声でしゃべっていないし歌っていない、まずはそれを見つけなければならない。その上で訓練していけば自由自在に自分の声や歌を操れるようになる、逆にどんな役の声でも歌えるようになる」ということを言われました。

私達は大学4年間、そしてその前から何年もクラシックの声楽の基礎をやっていたのに、そんなことを一度たりとも教えてもらえたことはなかったばかりか、「自分の本来の声」を知らないままずっと、いわば「仮初の声」を自分で作ってしゃべり、歌っていたのです！

まるで幼い頃から「自分」が何者なのかわからず、「周りに○○さんと認められる周りが私達に対して思っている人物像」を作り、それを「仮面」として被って生きてきた私達の状態そのもののようではありませんか！

…しかしその時はたと気付いたのは、実際自分達でも、自分達の「本当の声」がどれなのだろう、わかってないな、と思いながらずっとやってきた、それがわかっていない自覚があった、ということでした。そう、自分達で自覚があったのです。まぁ…そもそも私達（交代人格）の場合は、この身体の声を使う前に内界（精神世界の中）に自分達それぞれの別の身体（精神体）を持っており、それぞれに別の声帯も実はあるので、それ（精神世界での自分の身体の声帯を使って出る声）と肉体（現実世界での身体の声帯を使って出る声）の誤差という面でも混乱していたのですが。

ですから、私達(交代人格)の場合は、私達自身の身体(精神世界における自分達の本来の身体の声)の声の操り方と現実の肉体の声帯を操る操り方の違いを理解し克服し適応せねばならないという上に、現実の肉体の声帯を使っての発声法や歌唱法のコントロール、更にはこの身体の本来の声を知る、という二重三重のことをせねばならなかったのです。

ここでほんの少し人格解離の話をしますと、交代人格が表に出ると、現実の肉体の筋肉の使い方なども微妙～に(本人達にとってはそれが自然体なので勿論無自覚)変化が起こります。その交代人格の本来の身体の筋肉の状態や使い方などが影響するわけです。もちろん、声帯も筋肉ですから声も多少変化が起こります。ですから、その時点で「この身体（現実の肉体）」の本来の声は当然出せていないわけなのですよね。ですから私達（交代人格）がしゃべったり歌ったりしている時点で、この肉体の声帯にはそもそも根底部分で無理がかかっているのです。徹底的にこの(現実の肉体の)声帯の筋肉の使い方を理解しない限り、この声帯の「ニュートラルの声」を出すことはおろか、あらゆる歌唱法や発声法を操ることは不可能だったというわけですね。

個人的なこの辺のお話は、またブログなどでもっと詳しくいろいろなお話をする機会があるかと思いますが…

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しかし少なくとも、発声法や歌唱法だけがむしゃらにやっていた時は私達も八方塞がりだったのが、最後にメンタルブロック(精神的なストッパー)が外れた時、自分達の声が突然変わり始めました。無理のない、どれだけ歌っても喉が痛くなったりしない発声、他人から聴いていても無理を感じさせない発声、そして…、音大時代普通の声楽科としては論外的に声域が狭かったのが、途端に3オクターヴにまで広がりました。

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「コンディションが声や歌に如実に出る」ということと、「その人本来のニュートラルの声、というものが存在し、それがあなたの本当の声ですよ」ということのお話に戻ります。

歌っていると自分で自覚していなかったその日のコンディションに改めて気付いたりすることもありますし、逆に歌を歌ったり発声をしたりしながらそれを調整していくことによって、自分自身のコンディションを元に戻していったりする…ということもできます。

また、今、あなたは「ご自身の本来の声」をご存知ですか？「ご自身の本来の声」で普段しゃべれていますか？

また、歌唱法や発声法とまでいわなくとも、普段使っている「声」、自分でコントロールできていますか？声の高低や大きさなど、会話する時、自分でコントロールできていますか？

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男声とか女声とかに囚われず、自分自身という存在として自分だけのやり方・自分だけの声を育てたい！

もっと自信のある声で話せたら…もっとはきはき滑舌良く話せたら…大きなしっかりした声が出せるようになりたいなぁ…

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私達のヴォーカルレッスンは「歌」だけではありません。歌のレッスンの方はもちろんですが、普段使っている話し声を、もっとしっかりさせたい、自信をもちたい、通る声になりたい、滑らかに話せるようになりたい、などの目的の方も大歓迎です。

​歌や練習は苦手だけど、時々いらして声を出して発散したい…という方でも、なるべく身体や声帯に負担をかけないで、かつ効率良く気持ち良く発散したりメンタルコントロールしていく方法をお伝えしますよ^^

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※ご希望によってはクラシック・ミュージカルに限らず対応可能です。ジャンルや目的などお気軽にご相談下さい。

※ヴォーカルレッスンで歌唱をご希望の場合は基本的に戸籍年齢中学生以上からを対象とさせて頂きます。(戸籍年齢が達していれば、子供の交代人格さんなどでも受講可能です^^)

※ヴォーカルレッスンに関しては、本格的な歌やレッスンではなく、ただ発声運動をしながら心身を解放させていきたい…というメンタルコントロールが目的の方も大歓迎です。Harlequinsは発声練習を利用しながらの心身脱力法、集中法、メンタルコントロールを得意としています。発声練習することは体幹も使うためある程度の筋トレや運動にもなります^^

​※レッスンだけでなく、「声」を使った心身魂解放メソッド、本来の自分の一番負担のない声を取り戻すことに特化した「ヴォイス・メンテナンス」もぜひご覧ください(下記項目)。

​※ヴォーカルレッスンに関しては、通っていらっしゃるのが難しい場合に条件によってはオンラインレッスン(スカイプ)なども可能です。ご相談下さい。

​※定期レッスンは月2or4回とありますが、ご事情によっては他の回数もリベラルに対応します。お気軽にあなたの一番やりたいレッスンの形をご相談ください。

​※他のレッスンとの組み合わせ対応可能。お気軽にご相談下さい。