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離人症性障害

「行動する自我」と「それを観察する自我」の解離。
自分の精神過程または身体から離れて、自分が自分を外部から傍観者として見ているように感じ、その感覚が持続したり、何度も起こったりする状態です。ただし、このような状態になっている間も、現実起こっていることはしっかり理解できています。

自分が自分の体の外に出て、他人を眺めるような感覚で自分を眺めているように感じたり、世界が霧か煙を通すようにぼやけて見える、外からの声がくぐもって遠くから聞こえているように聞こえるとか、泡かガラスの檻に閉じ込められて「現実の」世界から切り離されているように感じるというケースが多いようです。
また「自分の意識に関して」具体的に、自分が存在する実感がない、自分が見知らぬ人間であるように感じる、自分が生きている感じがしない。
また「自分の身体に関して」具体的に、自分の体が死体かロボットのように感じる、自分の体であるという実感がない、自分の体が大きく(または小さく)感じる、などという感覚があるようです。

また、これは解離性同一性障害にもほぼ通常に見られるもの・・・らしいです。
私(恵名)は1人の人間の体の交代人格の1人ですが、私自身はこの体験はしたことがありません。ただ、隼(基本人格代理)はこの体験があるらしく、他にもこれの体験がある人格はいるようです。
また、他の人格が表に出ていて内部からその人格が何をしているのか見たりできることがありますが、そういう場合は、「内部から見ている」「後ろから見ている」感覚はありますね。ただこれは、私個人的には離人症とは別物だと思いますが。
以上昔のホームページからの引用ですが、追記致します。
この頃恵名はこう書いてはいますが、いや、普通にしょっちゅうあります。
そして私(優)としては、恵名もこの頃別段日常茶飯事すぎて自覚していなかった、もしくは資料や人から見聞きした表現方法と自分の感覚が違ったから自分にはないと感じただけであって、今では普通にあると認識しているのではないかとも思うのですが。
要はそれほどに日常的に感じるものだと思っております。
特に常日頃からあるのは、自分の身体(精神体)と物質的身体との差異を感じているかのような感覚。
恵名本人書いていたように、内部から表に出ている者を後ろから見ている(内部同士もあり得ますが)こと。
表に出た時に身体と自分の身体がズレている感覚。それで身体をうまく動かせないことも起こります。
表意識に出ているにも関わらず内部にいるかのような感覚。
声を出すときの自分の声帯とこの物質的身体の声帯との差異。
​などなど・・・日常的に感じているものだけでもいくつもあるものです。そして通常過ぎて恐らく大多数の者が離人症の症状だなどと自覚もしておりません。

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