Harlequins
~私達の世界と存在表明~
総合紹介
ひとまず、自己紹介ならぬ総合紹介とでも呼ばせて頂きましょう。
Harlequinsという存在は、いわば幼い頃よりIdentityに関わる問題を抱えているわけなのですが、個人的に腹心なく自己紹介をしろと言われると、それをすることができません。
社会的に仕事をするだけならば、公式ホームページのような情報のみで十分過ぎる程十分でしょう。
ですが、個人的にHarlequinsに興味をお持ち下さった方に、"腹心なく"自己紹介をさせて頂くために、この場にて
なぜ、Harlequinsにとって自己紹介というもの自体からして簡単にできないのか、というところから、
説明させていただきたいと思います。お付き合い下さる方がいらっしゃるのか、甚だ疑問ではありますが・・・
なぜ
自己紹介ごとき
できないの?
ただ一言にて説明させて頂きますならば、Harlequins
はひとつの物質的身体でありながら精神が団体である
からです。医学界においては解離性同一性障碍(DID)や
人格解離と言われております。ごく簡単に言えば、私達は世間で生きるために使っている機体(乗り物)である身体の持ち主ではなく、また戸籍の名前を持つ人間でもありません。この時点でオカルトだ、妄想だ、あり得ないと断じられる方はここからお引き取り下さい。
身体と社会的
履歴
私達がこの世と接するために使っている肉体が生まれた時、非常に難産であったと聞いております。医療ミスー出産時の酸素不足、使用した薬品か、完全に正確なところはわかりませんが、重度先天性脳性麻痺(詳しい症状などはリンク記事参照)との診断と、7人の医師に口を揃えて100%寝たきりか背這いのみになると宣告されたところだけは確かなようです。内ひとりには筋ジストロフィーとの診断を受けたとか。
今現在も、この身体の小脳は機能していないそうです。今でこそ他人から見れば分からない程細かいことではありますが、視野が狭い・素早く焦点の切り替えができない・視覚情報による認知や記憶が非常に薄い・反応
遅延・運動失調などにより他の人達と同じように同じことができない、といった面は多々あります。
また、最近知ったことではありますが、自閉スペクトラムも高いと医師に伝えられました(その後知りましたが、実際脳性麻痺を診断された時点で発達障害の診断も下されていたそうです)。身体的にも発達は非常に遅く(寝たきりになると診断されたわけですから)、目が見えるようになったのも何か外部刺激に反応するようになったのも、座ったり歩けるようになったのも人より随分遅かったようです。この身体の母も幼い時に自閉症と診断された過去を持ちますが、いずれにせよこの身体が生まれた頃は発達障碍にしろ脳性麻痺にしろ言葉や診断などもあまり広まっていない時でしたでしょう。
ともあれそんな誕生の仕方をしたようです。
少々内部事情(精神世界で起こった出来事を内部事情と呼んでいます)を交えますと、後年わかってきたことではありますが、少なくとも(遅くとも)小学校低学年頃には既に、戸籍の名前と違う名を持つ者が(そして男性と思われる者)が、身体を自分のものだと思いこんで生活をしていたようです。いつ何故最初の解離が起こったのか、幼少期に何事かが起こったのか、もしくは肉体の生誕時の出来事や発達に何か関係があったのかはわかりません。また、生まれた時の生物学的性(同時に戸籍)は女性とされていましたので、自分の性別や自分の存在に対する違和感といったようなものが何であるのかを知ろうと、漢字も読めないままに図書館の書庫に入り浸っていたそうです。これがHarlequinsの人生の中でも特に大きな柱のうちの一つである、心理学との最初の出会いであったのだと思われます。
また、Harlequinsの中の最も大きな柱である音楽との出会いは、生誕直後です。音楽家である母の遺伝子も受け継いだのかもしれませんが、生まれてから全く何物にも反応をせず自力で自分の身体を御することもできなかったところへ、その母が毎日、子供番組の音楽を片っ端からコピーし演奏して聴かせ続けていたそうです。これが後年、一種の音楽療法の効果といえるものであったのだろうと解釈されたところの出来事であり、この身体が宣告された寝たきりの運命を脱するきっかけとなったことだったのです。音楽との繋がりは何よりも密接なものとなりました。無論、この身体を救ったのは音楽だけではないわけですし、その後もリハビリ施設に通い続けるなどの長い年月に渡る続きも当然あったわけですが。
ただ、このまま詳細に伝記を続ける気はありません。そして説明できるだけの記憶や情報もございません。
その後特筆すべきは、性別違和や身体的不都合・解離・対人恐怖、それらから派生する問題などにより、受験や通学への恐怖で通信制高校へ通った(でも結局通った)こと、その後紆余曲折、ブランクをあけながら音楽の専門学校で学ぶも精神状態も混乱期で通いきれず中退、通信制大学で心理学を専攻、そちらの大学を一時休学して突然音楽大学の短期大学部へ入学、その後3年次編入をして4年制を卒業。
その後ごく短時間のアルバイトを転々としながらゆっくりと社会に適応する訓練をしつつ、
今現在、やはり心身共に耐えられる(それでも以前より少し長い)パートタイムでのアルバイトをしながら、自宅にて音楽講師・音楽制作などの音楽活動や色々な資格の勉強などをして、
今ここに至っております。
Harlequins情報 1
戸籍の情報や社会的に扱われる人物像の人間と、実際身体の意識を以って生活をしている者が別人である、が現状。
そして生活代行をしている者は
複数名である。
そしてHarlequins内部の者達はそれぞれに名前・性別・記憶情報・性格・興味などを持っている。
そのために個人的に"腹心なく"といった自己紹介ができず、名前や性別すらも即答することができない。
社会的に答えられることは、自分達自身とは関係なく、戸籍として知られている情報、また"社会的にその都度の相手の心に求められている返答"である。
だが、それであっても、請負で仕事をさせて頂いている現状でもわかる通り、社会的には信用・信頼を頂いている者達である。
Harlequins情報 2
Harlequinsの、特に表意識に浮上し生活代行しやすい者達にひっかかりやすいポイント・・・
○音楽
○心理学
○各種心理療法
(特には音楽療法・絵画療
法・アニマルセラピー・
アロマ・ハーブ・催眠療法)
○語学
○動物(特に猫)
etcetc.
(結局多すぎるのでわからない)
Harlequins情報 3
内部事情だとか、解離とか操舵者とかって、一体何なの?
→解離とは?ページへどうぞ
事情・状況は理解したけれども
Harlequinsの現在の内部状況は?
このページの記事を書いたのは誰?
→内部事情 ページ もしくは
内部名簿 ページ へどうぞ